
剛拳対ルーファスという対戦カードは、実は結構奥が深くて楽しい組み合わせだったりするんじゃ。
まず重要なのは、この組み合わせは斜め波動が機能するというところじゃ。ルーファスは体がデカいうえに斜め上から攻めてくるキャラじゃから、剛拳に簡単には近づくことはできぬ。じゃから、多彩な波動拳を使って近づかせない剛拳 VS なんとかして波動をくぐり抜けて近距離戦に持ち込みたいルーファスという試合展開になるんじゃ。
さて、この剛拳の遠距離波動戦法を、ルーファス使いは、どう対処するかというルーファス側の心理を学ぶことが重要じゃ。
遠距離で剛拳が波動拳(+斜め波動)を連発していた場合、ルーファス側が狙ってくるのは主にこの4パターンの攻め方なんじゃ。
- グローリーキック(ルーファスの斜め下中Kのことじゃ)で近づく
- しゃがみ大Pでダメージを狙う
- 銀河トルネードで波動拳をアーマーで消しつつ近づく
- セービング前ダッシュで近づいてからEX救世主キックで荒らす
1のグローリーキックで近づくという方法は、剛拳が弱波動を出していた場合はモロにダメージをうけるけど中波動だった場合は一気に近づくことができるという選択肢なんじゃ。上手いルーファス使いは、とりあえず横波動をくらってもいいからグローリーキックを出して、剛拳側に横から近づくぞ!とプレッシャーをかけてくるんじゃ。それで、剛拳がグローリーキックを対処するために弱波動を普段より多めに出したところに、上手いルーファス使いは前ジャンプで近づいてくるんじゃ。策士じゃのう…。
そんなわけで、 遠距離グローリーキックで近づくという選択肢は、ルーファス側にとっては、かなり正解に近い選択肢なんじゃ。じゃからこそ、わしぐらいの真の剛拳使いになってくると、このグローリーキックでの間合い調整対策として、たまに波動拳を打つと見せかけて、前ジャンプでグローリーキックの終わり際を狙ったりして、ここで大ダメージをとるんじゃ。これは、あしたのジョーで例えると、ダブルクロスカウンターのさらに上をいくトリプルクロスカウンターじゃから、ルーファスの精神的ダメージは普段の4倍…いゃ8倍なんじゃ。
さて、次は2番目の、”しゃがみ大Pでダメージを狙う”という選択肢じゃが、これは、剛拳が中波動を出していたら大Pがヒットするという選択肢なんじゃ。これはルーファス側からすると、もし剛拳が横波動を出していたとしても波動なんて痛くないしリスクが殆どない選択肢という考えで出す人が多いんじゃが、実際は剛拳はルーファスのしゃがみ大Pをセービング前ダッシュすれば、大足が確定なんじゃ。剛拳は、ちょっと強引にでも読み合いを通して、デカいコンボを入れないと勝てないキャラじゃから、こういう攻撃は読みきる必要があるんじゃ。大足を一度通してしまえば、最速百鬼Kで詐欺飛び(EX救世主もガード)や、めくり百鬼で一気に攻め込めるんじゃ。そんなわけで、ルーファスのしゃがみ大Pは剛拳にとってはチャンスじゃから、絶対に読みきってモノにするんじゃ!
3つ目は、銀河トルネードのアーマーで波動拳を消しつつ近づくという選択肢じゃ。これは実は欠点があって、銀河トルネードは発生が遅いから、波動拳を見てから出すというのは難しいんじゃ。しかも、弱波動ならアーマーで消せるけど、中波動にひっかかったりやすかったりするし、間合いだとかも難しいし、達人クラスのルーファスじゃないと使いこなせない選択肢じゃ。
しかし、そのぶん効果は絶大…ゲージがないと剛拳は銀河トルネードを対処できな…フフフ、そう思ってるルーファス使いは多いと思うが、わしぐらいになってくると、この銀河トルネードを見てから低空EX竜巻で狩っていくんじゃ。ふっぉふぉっふぉっ。
ルーファス対策の基本はそんな感じじゃろうか。4つ目の”セービング前ダッシュで近づいてからEX救世主キックで荒らす”の対策?そんなもんしらん。わしはもうブログを書き疲れた。近距離戦は各自なんとかするんじゃ。1つだけ言っておくとすると、低空ファルコーンキックは、しゃがみ中K+投げの複合グラップとかで対処するんじゃ。
さて、ルーファス戦の思い出の試合といえば、京都のゲームセンターa-choでのこの一戦じゃろう。
Desora (Gouken) vs トルネコ (Rufus)
0ドットになろうとも勝つ道はあるんじゃ。諦めてはならぬ。

10日ぐらい考えたんじゃ。フォルテ対策。
でも、あれじゃ。結局フォルテ戦なんて、
- ゲージがないと剛拳が一生起き上がれないから、とりあえずゲージを貯めて、EX百鬼やEX当て身を相手に意識させるんじゃ
- フォルテは剛拳の剛掌破をウルコンぐらいでしか対処できないし、どんどん打つべきじゃ
- フォルテは実は昇竜拳並の対空をもってるみたいで、それはEXゲージがある時限定じゃから、フォルテにEXゲージがある時は注意すべきじゃ
とか、結局この3つぐらいしか出てこないんじゃ。
とりあえず、剛拳対フォルテは、ゲージがないと、一度こかされたら本気で起き上がれない酷いゲームじゃから、とりあえず1ゲージでも貯めることが重要なんじゃ。剛拳のバックステップの距離が短すぎて、バックステップでフォルテの起き攻めを避けたつもりでも避けきれないというのは、剛拳使いなら誰でも通る絶望の道の1つなんじゃ。まぁ、あとは、剛拳の大Kは優秀じゃし、もしフォルテがボディプレスをしたりしてても自動的に近大Kが出て対空してくれる時もあるから、フォルテ戦では強Kを多めにするのは有りじゃ。
まぁフォルテ対策なんてそんなもんで十分じゃ。
さて、実は、わしはもともと覆面悪役レスラー系のキャラが好きじゃった。というか、基本的にプロレス系の格ゲーキャラが好きじゃ。
見た目が強そうじゃし、ネタ技を持ってることが多いし、まぁ実際はたいてい弱いけど。
カプエスのライデンだとか、3rdのヒューゴーとか、ZERO3のレインボーミカとかは大好きじゃ。ヒューゴーの元ネタはアンドレ・ザ・ジャイアントというプロレスラーらしいんじゃが、アンドレ・ザ・ジャイアント対スタン・ハンセンはプロレス史に残る名勝負じゃから、見ておくべぎしゃ。
そんなわけで、わしがゲーセンのスト4で一番最初にカードを作ったキャラはフォルテだったりするんじゃ。でも、使ってみてつまんなかったから、数戦やってすぐにスト4を引退したんじゃ。その後わしは世界放浪の旅に出て、旅先でスト4と再会して、家庭用をやり出したんじゃが、まぁそれはまた違う機会に話すんじゃ。
フォルテ戦での思い出の試合といえばこれじゃ。
XBOX360週末大会 決勝トーナメント優勝決定戦 Iori vs DESORA

(動画の一番最後、8分25秒あたりからのの試合)
最近ではフォルテ使いのトッププレイヤーとして有名なioriさんと、週末大会の決勝で対戦したことがあるんじゃ。この試合は、 決勝だったからか、ioriさんが必要以上に慎重になってくれたおかげで、こっちはゲージを貯めれて自分のペースを保てたんじゃ。もし今ioriさんと10本先取マッチとかやったら、わしがボコボコにされるのは目に見えとるの。ふぉっふぉっふぉっ。
ps.
最近、実はちょっとフォルテも練習してるんじゃ。自分で使うと楽しい。

XBOX360のスパⅣネット対戦で、誰との対戦が一番楽しかったかと聞かれると、それはWildcat815ハカン戦なんじゃ。
スーパーストリートファイター4からの新キャラクター”ハカン”。スパ4発売前に、ハカンのウルコン動画が出回った時から「ネタキャラだ!! ネタキャラだ!!」と騒がれ、格ゲー好きの友人達が揃って
「俺は絶対ハカン使うぜ!!」
って宣言するぐらい、独特の技をいっぱいもっていて面白そうなキャラじゃった。しかし、スパ4が実際に発売して少し経って周りを見てみると、絶対にハカンを使うと宣言していた友人達は、あっさりハカンを見捨てていて
「ハカンを使う…?俺そんな事いったっけ?ハハハ」
と誤魔化す。結局ハカン使いになった人は全然いなかったという悲しみの弱キャラ、それがハカンなんじゃ。
豆知識じゃが、スーパーストリートファイター4が発売された当時、同じ剛拳使いのライバルともいうべきBullcatさん(当時は剛拳使いと言えば、わしの方が圧倒的に知名度高かったんじゃが、実際はスト4の頃からBullcat剛拳がめちゃくちゃ強かったからチェックしてたんじゃ)も、しばらくは剛拳を止めてハカンを練習しとったから、この一時期だけは名実ともにわしの剛拳が全一だったんじゃ。まぁ結局そんなBullcatハカンも、しばらくすると剛拳にキャラを戻して、
「ああ、やっぱりハカンは無理じゃったか…」
と、感慨深い気持ちになったもんじゃ。
さて、そんなわけで、当時、ハカンというキャラクターはいないも同然じゃったし、対策する必要すらもないと思っとった。そう、Wildcatハカンと対戦するまでは。
Wildcat (Hakan) vs Desora (Gouken)

波動拳を打つとスライディングでこかされる、ジャンプをしたり百鬼を出すと空中投げで落とされる、上いれっぱでも逃げられないロケット(飛びつき投げ)、セービングをすると通常技にキャンセルスラをしてくる、それならば!!と、逃げて遠距離から波動でダメージをとっていこうとすると、ハカンはオイルを塗ってものすごい勢いで迫ってくる。
このキャラは一体何なんじゃ…。キャラランクでほとんど最下位クラスにいた剛拳じゃが、それよりもさらに弱いと言われていたハカンでこんなプレイヤーがいるなんて、とても楽しいことじゃ。わしはWildcatを見かけるといつもすぐに乱入しておった。そして、わしは必死に考えていったんじゃ。ハカン対策…いゃ、Wildcat対策といっても問題ないのう。
まず、ハカン戦でやっかいなのが、空中投げとウルコン2じゃ。
百鬼襲は剛拳の生命線といって良い優秀な技じゃが、ハカンには百鬼襲封じとして、空中投げとウルコン2(オイルコンビネーションホールド)という、2つの返し技をもっているんじゃ。百鬼襲の攻撃判定が出るのは着地際じゃから、実は空中では無防備同然、ハカンに大Pをガードさせた時などに、ついつい攻めを継続をしようとして、百鬼Kキャンセルで攻めていこうとするんじゃが、これがハカンの空中投げに捕まってしまうんじゃ。なので、ハカン戦では、百鬼襲を控えめにして、大Pキャンセル波動拳を多めに出していく方がええじゃろう。あとは…、そうそう、ハカンのウルコン2は、剛拳の密着EX竜巻だとか、バックステップまでも吸い込んでしまうというひどい技じゃから注意するんじゃ。
KEIKE DESORA [Gouken] vs Wildcat815 [Hakan]

ハカン対剛拳のキャラ相性は、まぁ5分ぐらいじゃろうか。剛拳としては、ハカンに近づきたくないから中距離~遠距離の間合いをキープしてダメージとっていくのがいいんじゃが、遠距離に離れてしまうとハカンがオイルを塗ってしまうからそこが難しいところなんじゃ…。オイルを塗ったハカンはマジ強じゃから、中距離で大K先端を当ててオイルを塗らせずに立ちまわって様子を見つつ、ハカンの動きに対応していく感じに動くのが良いじゃろう。強引に攻めようとしても駄目じゃ。ハカン戦は、あくまでもハカンの方から攻めてくるのをじっと待つんじゃ。
さて、そんな剛拳対ハカンのベストバウトはこのAEでの試合じゃ。
Wildcat815 ( Hakan ) Vs KEIKE DESORA ( Gouken )

3ラウンド目、わしは、ハカンの小足からのコマ投げを一点読みで暴れEX剛掌破という秘策を出したんじゃ。これがわしの読み通りにヒットしたんじゃが、ここでWildcatハカンはヒヨよずに、もう一度小足からEXコマ投げを仕掛けてきた…強気で見事な選択肢じゃった。 そして間合いが離れて、体力もほぼ同じという状況。ハカンはオイル状態じゃから迂闊には近づけない。わしは弱百鬼を連発しゲージを貯めて、ハカンが近づいてくるのを待った。そしてまずはジャンプで攻めてくるハカン、これはこっちの読み通り。バックジャンプ大Pで撃墜する。そして再び間合いを離れた瞬間に波動、このタイミングの波動にはそうそう反応できないはずじゃった。しかし、このハカンはこの一瞬の隙を見逃さずEXスライディングで波動の下をくぐり、強力な起き攻めセットプレイ。わしは、バックジャンプ大Kで必死に逃げようとするが、これも通らず前入れ大Kで撃墜されてしまう。そして、さらにセットプレイでの起き攻め重ねロケットをくらい瀕死。ただ、まだわしの剛拳は死んでいなかった…。思い出の名勝負じゃ。

剛拳を使っていて一番楽しい組み合わせはダルシム戦なんじゃ。
理由は何個かあるんじゃが、具体的には
- ダルシム限定の画面端即ピヨりコンボが気持ちいい
- ダルシムの通常技(伸びる手足)に剛掌破や当て身を決めやすい
- 追いかけっこみたいな展開が楽しい
とかじゃ。
1.のダルシム限定の画面端コンボというのは↓コレのことじゃ。意外と知ってる人は少ないかもしれないのう。
ダルシムは横幅がデカいから画面端で通常技から中波動がコンボになるんじゃ。ええのう。
2.のダルシムの通常技(伸びる手足)に剛掌破や当て身を決めやすい というのは、どういうことかというと、ダルシムさんの主力戦法と言ってもいい遠距離から手足を伸ばしての牽制が、剛拳の剛掌破や当て身と相性が悪いんじゃ。つまり、中距離(ダルシムの伸びる手足がギリギリ届く間合い)でダルシムが手足を伸ばした瞬間に、剛拳が適当に剛掌破を出していたら剛掌破が一方的に判定勝ちするんじゃ。しかもダルシムは剛掌破を見てから対処する方法がスパコンぐらいしかなくて、もしダルシムが手足を伸ばしていなくて剛掌破をガードしたとしてもたいした反撃はできぬ。さらに、もし中距離からの適当剛掌破がヒットした場合、ダルシムは吹っ飛びダウンするから、前ダッシュから百鬼Kもしくは前ダッシュしてからダルシムの起き上がりにもう一度剛掌破を重ねるという強力な起き攻めが確実にできるんじゃ。もちろん、この起き攻めはガードされる可能性が高いんじゃが、中距離剛掌破からの一連の流れの狙いはそこじゃないんじゃ。剛掌破を当ててこの起き攻めをすれば、ダルシムはたいてい画面端に追い込まれているんじゃ。ダルシムを画面端に追い込んだら・・・そう、ここで1.のコンボを狙いつつ、ダルシムを画面端から逃がさないように固めて料理するだけじゃ。ふぉっふぉっふぉっ。
これの応用として、ダルシムがヨガファイヤーを出した時に、大剛掌破でつっこんでいくのも有効じゃ。ガードされても痛くないからの。
それと、起き攻めでダルシムの手前に百鬼Kで降りるというのがかなり有効じゃ。
何故なら、ダルシムはスライディングで剛拳の下をくぐって逃げようとしてくるからなんじゃ。
3.追いかけっこみたいな展開が楽しい
これは、どういうことかというと、わしの剛拳対トップクラスのダルシムになると、わしが得意な剛掌破からのワンチャン狙いという戦法を封じるために、トップクラスのダルシム達はバックジャンプでガン逃げという対策をしてくるんじゃ。この追いかけっこがまた楽しいんじゃ…。だるいさんクラスのダルシムとなってくると、ダルシムの逃げ方が職人すぎて、一度も近づけずにジワジワと体力を奪われて死ぬこともあるんじゃが、まぁこの組み合わせは読み合いの回数が多いから楽しいんじゃ。
さて、そんな感じで楽しい楽しい剛拳対ダルシムなんじゃが、この相性を付けるのはなかなか難しいんじゃ…。
おそらく、ダルシム側からすると剛拳対策というのは、かなり難しいうえに逃げを多めにしないといけないからめんどくさいと思うんじゃが、極まったらダルシム有利という感じだと思うんじゃ。でも実は、わし以外の剛拳使いは、ダルシム戦でわしと全然違う立ち回りをしてる人が殆どなんじゃ…。XBOX360の剛拳BP1位(2012年4月現在)のProudStrawberryさんとかは、ダルシム相手でも全然攻めないし、わしとは対照的な戦法なんじゃ。わしの考えでは、ダルシムは切り返しがないから、攻めまくってワンチャンを作る方が良いと思うんじゃが、実際のところわからん。
さて、最後に、わしの剛拳対ダルシムのベストバウト紹介じゃ。
この記事を読んでから、この試合を見ると、わしの剛拳の狙いが理解できるんじゃないじゃろうか。
Smokeless Dead ( Dhalsim ) Vs KEIKE DESORA ( Gouken )
オマケに、この試合も最後の一点読みが熱いんじゃ。ダルシムが当て身を警戒してタイミングを遅らせて下段牽制を出す…それを読んで遅らせ当て身。このタイミングを覚えてこそ剛拳の真の力を発揮できるんじゃ。
Desora [Gouken] vs Huku CAPTAIN [Dhalsim]
